レビュー:いつでもポケットに写真の楽しみを――リコー「GR DIGITAL」
本日の一品:「GR DIGITAL」の魅力はコレだ
気になるデジカメ長期リアルタイムレポート リコー GR DIGITAL【第2回】
一日にこれだけ立て続けにレビュー記事が並べば、どうしても気になってしまうもんです。
発表された当時、正直「GR DIGITAL」には惹かれるものがありませんでした。
高いし。単焦点だし。手ブレ補正もないし。
自分のデジカメの使い方からすると、どう考えても守備範囲外の製品なんです。
が、今回レビュー記事とかで作画例なんかを見てみると、これがまた実に素直な写りで。いいなぁと思ってしまうようになってしまったんですよ、これが。
何というか、見たまんまの風景を記録してくれそうなカメラみたいなので、そういうのもいいなぁ、と思ってだんだん惹かれつつあります。
とはいえ、普段使いするようなものでもなさそうな感じ。コンビニで買ったお茶についてきたフィギュアとか思わず撮っちゃったりするには何だかもったいない、というか広角レンズだからブツ撮りにはあまり向いてなさそうだし。どちらかと言えば風景写真とか、そういった用途の方が向いていそう。旅行のお供に綺麗な風景を記録するには持ってこいなのかなぁ、とか。
逆に、こういうカメラを普段使いできる人って、やっぱり上級者だと思うんですよ。
さっと取り出して絞りやシャッター速度や露出とかをぱっと決めてパシャッと撮る、そんな使い方ができるようになったら、かっこいいだろうなぁ……なんて、ちょっと妄想してみたりなんかして。
機能的にはPowerShotS80の方が光学ズームとかもあって高機能なんだけど、画質がなんかこってりした感じでちょとどうかなぁ、とか思ったり。
ま、こうしてもにゃもにゃと物欲をもてあそんでる時期が一番面白いんですけどね(笑)
でも、GR DIGITALはマジでちょと気になってます。