ありがとう、さようなら、どうぶつの森

Pocket

「おいでよ どうぶつの森」を近所のソフト屋さんに売りました。3100円でした。
あれだけはまっていたのに、もう飽きたのか……というわけではありません。むしろその逆です。
以下、その辺のお話を。


どう森をやめた一番の理由は、ゲームの時間と実生活の時間を合わせるのが難しくなってきたこと。
まず、たぬきちの店が23時で閉店というのは厳しかったです。
会社から帰って夕飯食べて、ちょっとゆっくりしたいなぁと思っても、時間が許してくれない。あわててDSを立ち上げて、閉店間際の店に飛び込んで買う物買って売る物売って。いつぞやは「やばい、間に合わない!」と風呂から飛び出して半裸のままたぬきちに魚売ったこともあったりして、えらい振り回されたものでした。
あと、「今日は○曜日だから××がある」というイベントに付き合うのもなかなか大変でした。日曜日の釣り大会なんか丸半日以上時間を費やして、何の休みにもならなかったり。平日にしても、23時以降は村のメンテナンス(住人にあいさつとか枯れた花の植え替えとか)やら化石掘りやら雪だるま作りやら魚釣りやら部屋の模様替えやら……気がつけば深夜1時2時、なんてこともありました。
要するに、はまり過ぎて実生活に影響をきたし始めたんです。
村の中ではやりたいこと、やらなきゃいけないことがたくさんあるんだけど、それを実時間に従ってやっていると一日がどう森に振り回されてしまう。どう森やってるのは楽しくてしょうがないんだけど、それでは実生活が全く充実しない。実生活で他にやりたいこともたくさんあるのに、暇な時間はどう森一色になってしまって他に何もできなくなったしまった。これじゃあいかん、と思ったわけなのです。
もっと、力抜いてできたらよかったんですけどね。どうせ内部時計で動いてるんだから、適当に時計ずらしてやりゃいいじゃないか、という声もありそうですけど、実時間と連動することが大きなポイントになってるゲームで、そういうことはどうしてもできなかったんです。
残念だったのは、Wi-Fi通信をあまり楽しめなかったこと。コミュニケーションツールのひとつとしてどう森をやってみようという意気込みもあったんですけど、私が期待していたコミュニケーションの形とはちょっと違ったというか。深夜からしか動けない人間にとって、ああいうのんびりしたコミュニケーションは(相手の都合とか考えると)かえって気が急いてしまって、いまいちなじめなかったです。
いろいろネガティブなことを言いましたけど、どう森自体はとても面白かったんです。決してつまらなくなったとか飽きたとか、そういうわけじゃありません。でも、もう充分かな、という気がして。
始めてから1ヶ月ちょっとでしたけど、夏休みの間田舎のおじいちゃんの村で遊び回ったような、そんな楽しい思い出がたくさん出来たゲームでした。満足です。
今日はDSを開くこともなく、充実した実生活を送ることができました。次にやるゲームは、もうちょっとマイペースで楽しめるものにしたいと思います。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)