治療台の上で私は鯉になる

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約5年ぶりに、歯医者にきました。
先週辺りから左の上あごがズキズキ痛むようになったので診てもらったわけなんですが、久しぶりに座る治療台ってのは実に居心地が悪いもんですね。あそこに座って先生が来るのを待つ間ってのは、どうしてああも落ち着かないんでしょう。三十路も過ぎてるってのに、子供みたいに緊張してしまう自分が情けないやら恥ずかしいやら。まあ、歯医者が得意な人ってのはそうそういないとは思うんですけどね。
で、診てもらった結果なのですが。


説明によると、昔に神経を抜いた歯の根っこが炎症を起こしているのだとか。
治療としては、その根っこの神経が通っていた穴(根管)を拡げてきれいにして、薬を塗ってから詰める、ということになるらしいです。
帰ってからネットで調べてみたところ、どうやら「根管治療」と呼ばれるもののうちの「感染根管処置」という治療にあたるらしいのですが、これが調べれば調べるほど不安になる話ばかりで。何でも歯科治療の中でも最もデリケートな作業なんだそうで、しかも時間がかかる上に予後が良くないケースも多いのだとか。あうう(泣)
なんか、やっかいなことになったなぁ……と思うのですが、こればかりは放置しておくわけにもいきません。
明日はその穴を拡げる作業をするのだそうです。不安といえば不安なんですけど、気をもむばかりでもしかたがないので、明日はまな板の上の鯉になろうかと思ってます。はあ、やれやれ。

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