日本中のHDDレコーダーの中身が死蔵コンテンツであふれていることが公式に報告された今日この頃。
我が家のHDDレコーダーもご多分に漏れず、180GBのHDDが現在残りわずか10GB弱というかなり逼迫した状況に追い込まれて(?)おります。
この状況を打開すべく、とうとう踏み込むことに致しました。「W-ZERO3で動画」の世界に。
これで通勤時間中に番組を見て、消化のペースを速めようって算段です。その代わり、電車内で読んでいた積ん読文庫本の消化ペースが落ちるのである意味痛し痒しなのですが、背に腹は変えられません。
つーか、本といいテレビといい、こんな未消化コンテンツに追われる生活でいいのだろうかとつい自分を省みてしまいたくもなるのですが、それはこの際置いといて。
HDDレコーダー死蔵消化計画は、次のような手順で行うことにしました。
1.HDDレコーダーから番組をDVD-RWにダビング
2.DVD-RWからオンザフライでリッピングして動画ファイルを作成
3.動画ファイルをW-ZERO3で再生
1.については、特に技術的にどうこうということもないので省略。
2.は、PocketDivXEncoderで行います。
つい1年くらい前までは、PDAに適したサイズでDVDをリッピングするツールとなると非常に選択肢が限られていたのですが、最近はビデオiPodやPSPのおかげでその手のツールがずいぶん豊富になりましたね。ありがたいことです。
そしてその中でも、
– DVDをオンザフライでリッピングできて、
– 番組の実時間よりも短い時間(おおよそ半分くらい)でエンコードできて、
– 生成した動画ファイルは実用的な画質で、
– しかもフリーソフト(爆)
という、実にありがたーいありがたーいソフトがPocketDivXEncoderなのです。感謝感謝。
(そして詳しい使い方はこちらを参照。感謝感謝。)
3.については、動画再生の定番中の定番「TCPMP」を導入。標準のメディアプレーヤーだとDivXは再生できませんからね。こんな便利なものをフリーで使わせてもらえるんですから、これまたありがたいことです。
なお、導入に当たってはこちらのページを参考にさせてもらいました。合わせて感謝。
※TCPMPをW-ZERO3で使うに当たって唯一気をつけないといけないのは、「オプション」→「ビデオ」→「ビデオドライバー」で「インテルXScale」を選択しておくこと。こうしておかないと横画面にしたときに「DirectDraw デバイスエラー!」と怒られてしまいます。
とまあ、こんな感じで。
こんな記事を書きながら裏でエンコードしていた動画ファイルをminiSDカードに移して、TCPMPを立ち上げて、ぽちっとな……をを、実にスムーズに再生されとります。完璧(^^)v
これで明日から電車の中で動画見まくり生活の始まりです。リナザウでも似たようなことはしてましたけど、環境としてはこっちの方がずっと快適な気がしますね。何のかんの言っても、メジャーは環境が充実してるよなぁ……(遠い目)
あとは、W-ZERO3の(貧弱な)電池でどれくらい再生し続けられるか、ってとこですが……通勤往復(約2時間)くらいは持ってくれるのかなぁ?(苦笑)