ウィルコム、幅50ミリの［es］後継機「Advanced／W-ZERO3［es］」発表
ううううう、予想、大ハズレ（泣）。
くそぉ、ティザーのムービーとXcrawlの位置が全然違うじゃないかよぉ。
詐欺だ詐欺だ、私のwktkを返せ～！！
……orz。
とまあ、自分の失態はさておきまして。
個人的にクラムシェルでなかったのは非常に残念ではあるのですが、この「Advanced／W-ZERO3［es］」（長いんで以下「[ドes]」）、客観的に見ればかなりいい端末だと思います。
まず、見た目がいい。[es]は一般の人が持つ「電話」としてはまだまだごつい印象があったんですけど、[ドes]の方はその辺ほとんど違和感なく持てるんではないかと。最近ほとんど見なくなったストレート端末としてもアピール度は強そうですし、何よりPHSにこんなにスタイリッシュな端末が存在すること自体、DDIポケット以来のユーザーとしてはかなり感慨無量です。
それと、かなりてんこ盛りに入れてきた搭載アプリ。自前でアプリをインストールしなくても、初期状態で便利に使える機能が多いってのは、（マニアではない）一般ユーザーに対しては訴求力が強いですね。これでようやく既存の携帯電話とタメ張れるくらいにはなったのかな、と思います。
ハードウェアスペックも[es]から地道にパワーアップしてますし、こうしてみると（驚きは少ないものの）非常に手堅い進化だと感じます。マニア寄りではなく、携帯電話端末としての利用価値を重視したスマートフォンとしては正しい方向性なんではないでしょうか。
もっとも、こうなると残念なのはキャリアとしてのインフラの弱さ。携帯３キャリアのように公式サイトが充実しているわけでもなく、FeliCaも使えない。この辺のインフラ利用を日常としている人からすると、まだPHSは乗り換えの対象にはならないでしょう。現に、私がそうですから。いかに[ドes]が魅力的であっても、今使ってるａｕを切ってまで乗り換えることはできないです。
でも……それでも乗り換えてしまいたい、と思わせる魅力が[ドes]にはあるんですねぇ、これが。
通信端末としてだけ使うにはちともったいないですよ、これは。普段使いの端末としてもぜひ使ってみたいと思うんですが、さりとてａｕも捨てがたい。ああ、悩ましい。
仮に[ドes]を買ったとして、さていったいどうやって使いこなそうか……とあれこれ悩んでいたら、相方にズバリと言われてしまいました。
「（[ドes]を）買うために、使い方探してるの？」
あっはっはっはっはっ。
……図星です。ええ、そうですよ。結局、ガジェット好きとして[ドes]が欲しいんですよ、私は！
どう使うかなんてのは、所詮後付けの理由でしかないんですよ。ああもう。
うーん、こうなったら、とりあえずタッチ＆トライイベントには行ってみないとなぁ。
持った感じとかキーボードの感触とか、いろいろ確かめてみねば。
手にした瞬間に物欲炸裂してその場で予約しちゃいそうな気もするけど……。
ああ、どうしよう。悩ましい。