最近、俳句や短歌、五行歌とかに興味を持つようになりました。
……歳なのか、自分。
んで、新聞の俳壇や歌壇なんかをよく読むようになりまして、何となくどういう句や歌が良いものなのか、おぼろげながらわかるようになってきた気がしないでもないようなそうでもないような(どっちだよ)。
いやまあ、何でいきなりこんなこと言い出したかというと、今日の読売俳壇で見た一句にえらい衝撃をうけたものでして。
天と地を一瓶に挿し花芒 (魚沼市 渡部洋子さん)
うわ、すげー、と。ススキと巨大なスケール感の取り合わせがすごいですよ。参りました。
俳句ってのは、見たままを詠んでも面白くないんですな。見たものに対してどう感じたかというイメージを織り込むのがポイントみたいです。かといって、変に説明的になっても無粋だし、描写を抑える加減も難しいですね。適度に表現を圧縮するのもミソのようで。
木犀の香りと去年(こぞ)へ帰りゆく
適当に詠んでみました。うーむ。
一方、短歌というのは字数が長い分、できることが多い。より心情を込めてもいいし、あえて描写にこだわるのも良し。季語という制限もないし、自由に詠めるだけにかえって難しいところがありますね。でもそこがまた工夫のしがいがあって面白いというか。
彼方より空見守りし星ふたつ愛されし名をひまわりと言ふ
気象予報士らしさを出してみました(笑)
いっそのこと詩歌専用のブログでも立ててみようかしらん。
って、いつまでマイブームが続くかわかりませんがの。