日本のスマートフォン市場を本気で考えるべき
正直、日本の国際的競争力とかそういうことはあまり関心がありません。
ただ、私はスマートフォンを使ってみたい。それだけの理由で、この意見に賛成です。
W-ZERO3の発表時にネットを駆けめぐった熱狂を見る限り、スマートフォンというものに対する潜在的需要は間違いなくあるはずなんです。実際、私も熱狂したその一人ですから。
日本のケータイキャリアは、どうしてそこを汲み取ろうとしないんでしょう。
「日本人の手は小さいからスマートフォンはそぐわない」という話も聞きますが、そこを小さく作るのがそれこそ日本人のお家芸というものではないでしょうか。日本人に合った大きさのスマートフォンは技術的に作れない、ということはまずあり得ないと思うのです。
もうひとつ、日本人がいわゆるQWERTY型キーボードに馴染みがないという指摘もあります。タイプライターが一般的に普及している欧米に比べて、日本人はまだキーボードというインターフェイスに慣れていない、という見方をする向きもあるようです。
しかし、これも若干屁理屈くさい話です。なぜなら、それまで全く未知のインターフェイスであったケータイのダイヤルキーであっても、日本人は容易に使いこなしてきたからです。60歳を過ぎた私の母親でさえも、ケータイで入力したメールをバリバリ送ってきます(笑) むしろ、わずか十数個のキーでアルファベット26文字はおろかひらがなカタカナ漢字まで打ち込める日本人の適応ぶりは、欧米の人から見たら驚異なんではないでしょうか。
技術的にもインターフェイス的にも障壁はほとんどないはずのスマートフォンがどうして市場として生まれてこないのかといえば、
一方で日本のキャリアとメーカーは、携帯電話を“電話機の延長”の枠組みから解き放ち、失敗しながらノウハウを蓄積する勇気を持たないように見える。
ここに尽きると私も思います。
作ってみたけど売れなかったらどうしよう、というキャリアやメーカーの不安感こそが日本のスマートフォンの誕生を阻む一番の原因です。この辺象徴的なのが他ならぬトップキャリアのドコモの端末でして、新サービスが出るたびにほとんど横並びの性能で新機種が一斉にリリースされる様を見ていると、キャリアやメーカーがいかに「事なかれ主義」に陥っているかというのがよくわかります。
そういう意味では、W-ZERO3の登場は称えるべき素晴らしい冒険です。端末としてはまだまだ練り込みが足りないと思いますが、それでももしW-ZERO3が一定の成功を収めることができれば、他のケータイキャリアもスマートフォン導入を前向きに考えるようになるのではないかと密かに期待している今日この頃なのです。
繰り返しますが、私は単にスマートフォンを使いたいだけなんです。
メールを打つためにあの小さなキーを親指で何度も何度も何度も何度も押さなきゃならないのがいい加減我慢ならないんです。
今使ってるケータイが縦にではなく横にパカッと開いて、そこに整然とキーボードが並んでいたらどんなにかいいだろうかとつい夢見てしまうんです。
私みたいに思ってる人、日本ではまだ少ないんでしょうかね。
キーボード、便利なんですけどねぇ。
禿同!!
追加今日セミナーでウィルコムの人に会ってW-ZERO3の事を聞きました。
「値段は5万円以下」
「まだ発売日は未定」だけど
「11/22にウィルコムストアにて予約開始。同時に一般店頭でも受付を開始」の予定
なんだそうだ。
禿同ありがとうございます(笑)
やっぱ、キーボード使いたいですよね。
W-ZERO3の情報、ありがとうございました。
私は予約してまですぐ買おうとは思わないんですが、発売日をじりじりと待ってる向きには耳よりな情報なんではないかと。
「5万円以下」という表現がまた微妙ですが(^^;
11/22には先行きがわかると思っていたのに一向に気配がないのでウィルコムの人にメールを送ったら返事が来た。
---返事---
お世話になります。
ウィルコムの○○です。
お問い合わせ頂きましてありがとうございます。
W-ZERO3の販売日ですが、12月3日までに
発表される予定です。
当初の予定より遅れておりますが
何卒宜しくお願い致します。
12月3日までに発売……ではないんですね(笑)
ということは今週中には発表がある、と。
まさに年末商戦狙い撃ちって感じですから、遅れてるのやら焦らしてるのやら。
それとも、まだソフトのバグ取りしてるんでしょうかね(^^;
W-ZERO3の発売日、12月14日に決定したそうですね。
予約合戦、激しいんだろうなぁ……。