またひとつ歳をとってしまいました。さらばアラフォー(遠い目)
それはさておき。
先日、菅原文太さんがお亡くなりになりました。「仁義なき戦い」シリーズの大ファンである私としましても、実に残念であります。改めて哀悼の意を表する次第です。
というわけで、追悼の意味も込めまして、「仁義なき戦い」で20句、参ります。
仁義なき戦い時に落葉焚く
焼芋屋相打つ仁義なき戦い
闇汁の仁義なき戦いの闇
仁義なき戦い終えて山眠る
仁義なき戦い赤きちゃんちゃんこ
寒紅を引いて仁義なき戦い
冬薔薇胸に仁義なき戦い
聖夜劇暗転仁義なき戦い
仁義なき戦い告ぐる冬の雷
雪掻きを巡る仁義なき戦い
仁義なき戦いという帰り花
仁義なき戦いやがて白鳥に
寒牡丹散るや仁義なき戦い
血煙に咳く仁義なき戦い
しぐるるや捨て犬の仁義なき戦い
熊眠る山の仁義なき戦い
仁義なき戦いと化す年の市
仁義なき戦いとして社会鍋
仁義なき戦いきっかけは海鼠
仁義なき戦いそして餅搗きへ
一句でも受けて頂ければ幸い。