W-ZERO3:ポートフォワードでSSH2

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最近、会社のサーバのSSHに対する辞書攻撃が目に余るものになってきました。
どうしたもんだろうと思ったんですが、とりあえずポートをwell-knownから変えよう、ということになりました。
……それじゃ、PocketPuTTYから繋がらなくなるじゃんよ!(汗)
#PocketPuTTYはポート22番で固定されているのです。
というわけで、やむなくポート番号を変更できるSSH2クライアントを探す羽目になったのでした。とほほい。


といっても、ぶっちゃけ選択肢はほとんどありません。PockeTTYくらいなものです。
$19.95のシェアウェアですが、この際背に腹は替えられません。とりあえず試用版をダウンロードして、ポート番号を変えてみて動作確認……うん、繋がった(あっさり)。というわけで、購入。
でもこのPockeTTY、フォントにMSゴシックを選べたりはするものの、ソース自体がマルチバイト文字を考慮していないらしく、日本語は全く表示できません。普段のメンテナンスならこれだけでも充分なのですが(それでもフォントが小さくて見づらい)、いざというときは日本語が通った方が便利なのは言うまでもありません。
というわけで、PockeTTYはポートフォワード用と割り切って、ターミナルは日本語が通るやつに任せることにしました。ここではWindowsCEで有名なターミナルソフト、24termを導入します。公開されているW-ZERO3版をダウンロードしてインストール。
(W-ZERO3用にもっとカスタマイズされたバージョンが一時別のところで公開されていたようなのですが、今日現在でアクセスできなくなっています。)
PockeTTYでのポートフォワーディングについてはこちらの記事が詳しいので、そちらを参考に。
私のようにターミナル接続が必要な場合は、ローカルの23番から(接続先の)localhostの23番ポートにフォワードするように設定します。
この場合、接続先のサーバでtelnetdを立ち上げておかないといけないのが最大の欠点なのですが、やっぱり背に腹は替えられないということで、localhostからの接続のみを許可して立ち上げておきます。
で、PockeTTYのSSH2でサーバに接続しておいてから、24termでローカルの23番(接続先に「:」のみを入力)に接続すると……うん、繋がりました。今度は日本語もばっちりです。ちょぉぉっと手間がかかりますけどね(苦笑)
ま、というわけで、ポートを変更をしてもSSH2経由でのターミナル接続は可能にはなりました。
これだけのために2000円以上払うのはやや業腹な気もするんですが(←わがまま)、背に腹は(以下略)。

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