その後のアキバに行ってみた

Pocket

今日は末広町にある現代俳句協会の句会に参加したんですが、結果は最悪(泣)。
あまりに精神的ダメージが大きかったので、帰りはアキバに寄って気分転換することにしました。
というか、せっかく近くに来たんで、例の事件の犠牲者の方々を弔いたかったというのが一番の目的だったんですが。


あれから一週間近くたって、アキバは一見するといつものアキバのようにも見えました。でも、何となくですが、事件前にあったテンションの高さがなくなっているようにも思えました。人はあいかわらずたくさんいるんだけど、どことなく口数が少ないような。やっぱり、みんなどこかで事件の影をひきずっているんでしょうか。
事件が起きた交差点の角には町内会のテントが立っていて、そこに献花台がありました。とてもたくさんの花が供えられていて、否応もなくそこで悲劇が起きたことを実感させられます。花束に混じってアニメグッズやキャラアイテムなんかがちらほら見える辺りは土地柄というものでしょう。私は花を用意することもできなかったので、ミネラルウォーターのボトルを供えて、手を合わせてきました。
正直なところ、犠牲者の方々に何と声をかけていいのかわからなかったのですが、アキバを愛する者の一人として、せめてその痛みや悲しみや無念をわずかでも共有したいと願わずにはいられませんでした。
献花台に供えられたたくさんの花束と、そこに手を合わせていくたくさんの人々。アキバを訪れる人たちは、ゆるやかだけど互いを思う気持ちでつながっているんだな、と思った次第です。そういう繋がりがある限り、アキバという街はこれからも大丈夫なのでしょう。
改めて、犠牲者の方々のご冥福をお祈り致します。

Pocket

その後のアキバに行ってみた” への2件のフィードバック

  1. おはようございます。
    そうだったのですか。
    今日は吟行だって言ってあげればよかった。
    すいませんでした。
    私も仕事の研修で行けなくてすいませんでした。
    句会なんかいいときもあるし悪いときもある。
    吟行だって、頭で作った句がものすごい点が入ることもある。
    気にしないでがんばれよ。
    リベンジの句、そんなに悪くないと思う。
    それから、伝統俳句、現代俳句ってあんまりこだわることはないと思うよ。
    俳句の基本は一緒なんだから。
    句材を同時代に求めるか否か、季語の情感に対する頼り方の軽重がどうか、っていうほどの違いしかないんだから。
    21日、会えるの楽しみにしています。

  2. こんばんは。
    えーと、「独楽回し」の記事については、向こうの方でコメント頂きたかったのですが……。
    ともあれ、私が句会に出ると前もって話していなかったのですから、お気づきにならないのは
    当然のことです。非は私の方にあります。
    伝統俳句・現代俳句については、私の認識不足もあるのかもしれません。
    ですが、昨日の句会では散文同然の口語的言い回しが乱舞したもので、少々辟易してしまった
    次第です。
    基本が同じなのはそのとおりなんですが、その基本はちゃんとあるの?と聞きたくなるような。
    まあ、私も言うほど基本を学べているわけでもないんですが……。
    21日にはがんばって挽回したいと思いますので、よろしくお願いします。

コメントは停止中です。