昨日参加した句会の二次会で、中村安伸さんと「言語ネットワーク空間」についてお話しした際に聞いた説について、さっくりとメモ書き。
「言葉は重ねることで伝達力が強くなるがイメージは狭くなる」
「俳句は言葉が少ない分伝達力が劣るが、イメージの拡がりは大きい」
なるほど、たしかにそのとおり。散文では描写を重ねることによって情景がより詳細に伝わりますが、イメージできる幅は狭くなります。
その点俳句は言葉が少ない分イメージの拡がりが大きいですが、その分情景の伝達は曖昧になる、というわけですね。
この説は今後の仮説の展開に取り入れる必要がありそうです。何となく展開は見えているので、正月休みにでも考えてまとめてみたいと思います。
どうもありがとうございました。>中村さん