星里もちる「怪獣の家」全2巻。
「あー、星里さんの本だ。そういや久しく読んでなかったけど、ちょっと面白そう。買っちゃえー」
と本屋で全く予定外に1、2巻とまとめて衝動買いをしまして。
家に帰って、ちょっと頭の方だけ軽く目を通してみようかとパラパラめくっていたのですが。
気がついたら2巻の最終話まで読み終わってグシグシと泣いていました。
漫画読んで泣いたのは、かなり久しぶりかもしれません。
カテゴリー: book
スピードグラファー
なに、小説版もあったの!?
というわけで情報元の「日記のようなモノ。」さんにトラバ。
さっそく今日見つけて買ってきてしまいました。
てーか、もう2巻まで出てるんですね。全然知りませんでした(汗)
#ラノベコーナーしか見てないからだ<自分
今日買ってきた本
これといってネタもないので、久しぶりに。
・るくるく (5)
祝・あさり先生デビュー25周年。
やはうえ様、お元気ですか。
・エマ・アニメーションガイド (1)
フィルムブックでもあり、設定資料集でもあり、演出ガイドでもあり。
アニメ版「エマ」の世界がこれでもかと解説されまくってます。読み応え充分。
しかも続巻予定ってところがまたすごい。
・ピルグリム・イェーガー (5)
「汝、今宵の鶏鳴を待たずして、三度我を否むべし」
いい言葉だ(笑)
冲方さんらしい分厚い世界観がよろしいようで。
いぢょ。
混沌の本棚
4月の引っ越し以来段ボール箱に詰めたままになっていた大量の本を、本棚に移してみました。
並べてみたら、あまりにめちゃくちゃなラインナップに我ながら思わず笑ってしまったんで、書き出してみます。
それぞれの棚から1、2冊ずつリストアップしていくと、こんな感じです。
ぼく地球の続編
こう見えても、かつては少女漫画をよく読んでいました。
ひと昔前の「花とゆめ」とか「LaLa」辺りがやたらと好きで、わかつきめぐみさんの「So What?」は当時の心のバイブルでさえありました。
そんな中でも当時はまっていたのが日渡早紀さんの「ぼくの地球を守って」(略称「ぼく地球」、と書いて「ぼくたま」と読む)でした。前世ものとSFとサスペンスが見事に融合した名作で、毎週「花とゆめ」を大学の生協で買ってきてはサークルの部室で読んでいたものです。
で、その続編というか次世代編がコミックスで出たというので、いそいそと買ってきました。
いやぁ、面白いですねー。本編を知ってると「をを、こう来ますか」とにやりとさせられる場面がてんこ盛りです。どのキャラも見ていて懐かしいんですが、特に輪と紫苑があいかわらずというか何というか(笑) にしても、蓮が7歳で、その父親の輪が23歳って……法律的に計算が合わないような。ま、いっか。面白いから。
ハシラを読むと日渡さんもいろいろと大変なご様子なのですが、続巻が非常に楽しみです。
どーしてあぶらってこんなにおいしーんだろ
うまいもの好きとして、よしながふみ『愛がなくても喰ってゆけます。』が実に面白いです。
オビによれば「グルメ・ショートショート」ってものらしいんですが、
・うまい物を食べて、あまりのうまさに悶えたり踊ったりしてしまうことがある
・んでもって、そのうまさについてつい分析したり語ってしまったりする
・さらに、その分析どおりにやはりそれを「うまい」と言ってくれる人がいるとめちゃめちゃうれしい
以上に該当する人なら、「あー、その気持ち、わかるわぁ」と思わずニヤついてしまうこと間違いなし。
グルメ云々というよりも、その辺の描写を見るのが実に楽しい作品です。
で、鰻屋の話にこの記事のタイトルになってるセリフがあるんですが、その答えはこうでした。
「にくづきに旨いと書いて『脂』と読むんだぞ」
いい言葉だ……。
まさに至言。額に入れて心の玄関に飾っておきたいです。