訃報:アーサー・C・クラークさん90歳=世界的SF作家
うーん……。
かなりのご高齢でしたから、いつかはこういう日が来るとは思っていましたが……。
やっぱり、残念ですね。
「2001年宇宙の旅」は、中学生の頃に何度も読みました。
人類の新しい段階を示したラストも衝撃的でしたが、当時の私はHAL9000にいたくシンパシーを感じたものでした。その当時からコンピュータが好きでしたから、思い入れもひとしおでしたね。
続編である「2010年」のHALとの別れのシーンではぼろ泣きしたもんです。ええ、知的生命体は皆夢を見るんですよ。
実を言うと、情報系の学科に進んで人工知能の勉強をしたのも、「HALを作りたい」という気持ちがひそかにあったからです(見事に夢破れましたが……)。
そう考えると、私が今の職を得てこうして生きていられるのは「2001年宇宙の旅」があったからこそ、ひいてはアーサー・C・クラーク氏がいたからこそと言えるかもしれません。
そんな氏に敬意を表して、あえて冥福を祈るということはしません。
こう言わせてもらいます。
「アーサー・C・クラークの魂に、モノリスの導きのあらんことを」
おはようございます。
「2001年宇宙の旅」って、1968年に公開された映画ですよね。
私が高校生の頃だから、独楽さんは生まれていなかったかな。
アーサー・C・クラークさんは「仏教徒」というところに、シンパシーを感じます。
独楽さんは、若い頃から(今も若いけど)随分勉強していたのですね。すごいなー。
パクスマリーナ
こんにちは。クラーク氏がなくなりましたね。最近もある本を読み返したばかりです。それは、「海底牧場」という書籍です。この小説では西欧の人でも、過去には21世紀には鯨の時代になる可能性もなきにしもあらずと思っていた時期もあることがわかります。私は、これを題材として、鯨を含む海洋資源と海洋開発の重要性と、将来性などについて私のブログに書きました。私は、ここからさらに話しを発展させ、「パクスマリーナ(海の平和)」という考えを持つに至りました。これをいずれ、時代を変えるような「パラダイム」の次元に高めるか、あるいはSF小説のネタにするか、あるいはただの妄想で終わるのか(笑)?どうなるかわかりませんが、未だに私達に影響を与え続けるクラーク氏は素晴らしい人だったし、これからも語り継がれていくことでしょう。是非私のブログをご覧下さい。
>英ちゃんさん
こんばんは。
たしかに、映画が公開された当時はまだ私は生まれていませんでしたね。
自分が生まれる前の作品が自分の人生を方向づけていたのかと思うと、やっぱりすごい作品
だったんだな、と改めて感じます。
ただ、あの映画はスターゲートが開いてからが非常にかったるくて、見るたびに寝てしまうん
ですよね(^^;
勉強は……えーと……そんなにやってませんから(苦笑)。
>yutakarlsonさん
はじめまして。ブログ、拝見致しました。
「海底牧場」は未読なのですが、海洋資源としての鯨の養殖は一案としてありだと思います。
ただ、捕鯨に関してはセンシティブな部分があるので、慎重に議論する必要があるかとも思います。
バイオエタノールの原料として海藻を利用するというアイデアもあるそうですし、海洋資源の
有効活用は今後の課題になっていくでしょうね。
興味深いご意見、ありがとうございました。