CentOS7(1503)って、CentOS7.1ってことでいいのか。そうなのか。
それはさておき。
そのCentOS7.1を搭載したLIVAくんをpolaire.orgの監視用サーバに仕立てようといろいろやっております。で、まずはZabbixだろう、ってことでひと通り必要なものをインストールして(せっかくだからデータベースはMariaDBにしてみましたw)、さて準備はいいだろうということになりまして。
systemctl start zabbix-server
とやったところ、プロセスは立ち上がるもののサービスとしては起動しない、という少々やっかいな事態に陥りました。
Zabbixのログを見たところ、
listener failed: zbx_tcp_listen() fatal error: unable to serve on any address [[-]:10051]
とあるので、てっきり10051番ポートでLISTENできていないのかー、とfirewall周りとかListenIPとかその辺をいじってみたのですが現象は一向に変わらず。CentOS7でZabbixを立ち上げる紹介記事があったので、どうやったんだろうと見てみたんですが、起動には何ら障害はなかった様子。何なんだこれは、と。
で、しかたなくログのメッセージを頼りにググってみたところ、なんとまあ、そのものズバリの記事がありました。
CentOS7.1 で zabbix-serverの起動が失敗する話とその解決方法
……PCの前で座ったまま、腰が抜ける思いでしたorz
記事にあるとおり
yum update trousers
とやって再挑戦したところ、実にあっけなく起動に成功。ああ、何だかものすごい徒労感。先の紹介記事はCentOS7.1ではなかったから成功していたんですねー。はあぁぁぁ(ため息)
まあ、そういうわけで、現在粛々とZabbixの設定をしております。Webインターフェイスを見ると何だか設定できる項目がたくさんあるので目が回りそうですが、サーバ屋として今後大事になる知識なので、ちまちま勉強していこうかと思っております。
最後に、ひとこと。
systemctlでサービスを起動/停止した時、結果に関するメッセージが全く出ないというのは非常に不親切だと思います。CentOS6までのserviceコマンドだったら、成功か失敗かその場で教えてくれたのに、わざわざ「起動してるかなー」とstatusを見なきゃならないのは実に面倒くさいです。機構上この辺はそう簡単に改良はできないだろうなぁとは思いつつも、どうにかならんもんか、と。
……ひとことでは終わりませんでしたが、こうしてCentOS7.1との夜は更けてゆくのでありました。