それでは、実際の作業に入ります。今回カーネルのビルドに使用する環境は、VMware Workstation Player上で動かす仮想サーバ(CentOS 7.1.1503)です。この環境の作成については、一昨日の記事をご覧下さい。
カテゴリー: サーバ関係
CentOS 7でカーネルのビルドに挑む(その1)
MovableTypeで動的ページ生成の設定をしてみた
VMwareでCentOS 7を動かす簡単?なお仕事
とある目的のために必要になったので、自前のPCにVMware Playerをインストールして仮想マシンを立てることになりました。と言っても今は「VMware Player」じゃなくて「VMware Workstation Player」という名前になったようですね。インストーラをダウンロードする時に「え、これでいいの?」とちょっと戸惑ってしまいました。
以下、VMwareで仮想マシンを1台仕立てるまでの顛末です。
ECS LIVAにCentOS 7をインストールしようとがんばった結果
[2015/12/10 追記] 以下の記事は、CentOS7の正規版についての調査結果です。やや無謀な方法を使えば、白LIVAにCentOS7をインストールすることは不可能ではありません。ご興味がおありの方は、こちらの記事をご覧ください。
結論から申し上げます。
すみません、ダメでしたorz
白LIVA購入から約半月、CentOS 7をインストールせんとああでもないこうでもないといろいろ調べたり試したり、挙げ句の果てには連日の夜なべ作業がたたって風邪引いてこじらせて「いい加減にしろ」と妻に叱られたり(苦笑)、まあいろいろあったんですが、ようやく人に説明できるだけの結論にたどり着いたので、ご報告する次第です。
ECS LIVAにWindows8.1を入れてゴニョゴニョしてみた
はあ。結局、買っちゃいました。Windows8.1 update(以下「Windows」)。本体と合わせれば、約30,000円の出費。これだったら、GIGABYTEのBRIX買ってメモリとSDD載っけても大して変わりなかったよなぁ…!!! orz !!!
まあ、ともあれ。Windowsは持ってて損するものでもないので、ここで買っておくのも何かの縁だったのかもしれません(ちなみに自宅のメインPCはWindows7です)。うん、そういうことにしよう。
そんなこんなで入手したWindows、さっそくインストールしてみました。
ECS LIVAにUbuntu14.04を入れて遊んでみた
いやぁ、Ubuntu desktop 14.04。CentOSが入らなくって難渋してるのがバカバカしくなるくらいあっさりとインストールできました。何だかなぁ。
そうそう、インストールしてる時に気づいたんですけど、LIVAのメインストレージであるeMMCもdesktopだと簡単に認識してくれたんですよね。ありがたいっちゃ、ありがたいんですが。一方で、こちらの記事によればUbuntu Serverだと(そのままでは)eMMCを認識しないんだとか。同じバージョンのカーネル使ってるのに、入ってるモジュールが違うという。これ、多分用途別に割り切ってる部分がありますね。desktopはタブレットPCにインストールされることを想定してeMMC対応のモジュールを入れている一方で、Serverの方は「サーバにeMMCなんぞ使わんだろう」みたいな割り切りですっぱり切り捨てている。そんな感じがしました。
ちなみにLinuxのカーネルがeMMCに対応したのはバージョン3.8からなので、バージョン3.10を採用しているCentOS 7は(インストールさえできれば)認識する可能性が高いです。もっとも、CentOSはRHELクローンだけあって、「うちのOSはちっちゃなPCには入れんだろう、普通」みたいな考え方なのかもしれません……くくぅ(泣)
Ubuntu desktopはこちらの記事を参考に内蔵の無線LANを入れて遊んでみたりしましたが、この無線LANが遅いわ止まるわと、ずいぶんな調子でした。多分ドライバの問題なのでしょうけど、Ubuntuで使う限りはあまり実用的ではなさそうです。そもそも、今どき2.4GHzしか使えないってのはちょとつらいのではないかと。
でもまあ、ようやくLIVAの全機能を試すことができたので、インストールした価値はあったかと思います。もちろん、Windows8.1で使えば、こんなに苦労する必要ないんでしょうけど。さて、どうしようかWindows8.1。買うや、買わざるや。うーむ。
ECS LIVAにCentOS7をインストールしようとがんばっているメモ
白LIVA、買いました。
いやぁ、小さい小さい。
「白LIVA」こと、超小型ファンレスPC「LIVA-C0-2G-64G-W」。Windows8.1が真っ当に動くという触れ込みでけっこう売れているらしいこのベアボーンキットを、とうとう買ってしまいました。
箱も小さいんですが、本体はさらに小さい。クレジットカードと比べると、こんな感じ。
まさに「手のひらサイズ」です。こんなんでWindowsが動いちゃうんですから、えらい世の中になったもんです。ちなみに、詳しいスペックはこちらを参照のこと。アキバ界隈での評判はこちら。現在は品切れも出ているようで、それなりに売れているみたいです。なお、お値段はソフマップ楽天市場店で18,979円(税込)でした。ちょいと遊ぶには悪くない価格かと。
OpenVPN設定完了、もしくはtcpdump最強
VPNいいっすよ、VPN。
以前自宅サーバを運用していた関係で、プロバイダの契約が固定IPアドレスになってまして。せっかくだからと、残っていたサーバを使ってVPNサーバを立てたんです。当初は自宅LANにアクセスできればいいかな、程度に思っていたのですが、やはりVPNの醍醐味はセキュアな通信とIPアドレス詐称変換。要するに、外部から暗号化通信でVPNサーバに接続して、そこから別のアドレスでインターネットにアクセスする、というもの。これでどんな国に飛ばされても安心して日本のネットワークに接続できる!(笑) というわけなのです。