結社誌が届きました。
さっそく主宰選をチェックしたんですが、総没。まあ、今に始まったことじゃないんですが。
今回は今までと少し毛色の違う作品を出してみたんで、どうかなー、と多少期待もしていたんですけど、どうやらお気に召さなかったご様子。
そういうわけなんで、悔しいから(笑)ここでさらします。
題: 旅路
着膨れて帰らぬ家を離れたり
凍星のあまた匂える丘の上
六十兆の細胞凍つる旅路かな
冬薔薇折れし翼の痕に咲く
たましいの器は脆し冬銀河
巡礼を終えて枯野に穴を掘る
投句したのは去年11月の下旬なので、約2ヶ月前の作品なんですが……自分で言うのも何ですけど、かなり気負ってますね。ちょっと力入り過ぎというか、劇的効果狙い過ぎというか……ええ、ぶっちゃけ中二病的です、はい(苦笑)。
前にも書きましたが、私としてはこういう「濃い」句は嫌いじゃないんです。でも、どうやら俳句世間的にはあまり多数派ではない(むしろ孤立している?)ようなので、ちょっとこの方向はしばらく封印しておいた方がいいのかな、とも思っています。むう(あまり納得していない様子で)。
まあ、結社誌ばかりが俳句の基準ではないですから、ほどほどに承認欲求を満たせる程度にやっていきたいです。