プロット自体はかなり以前からあったものの、「雑誌投稿としてはネガティブ過ぎる」という理由から、応募を自粛していました。(2011~12 頃?・未発表作品)
何かが誰かが邪魔しなければ
総てが上手くいくはずなのに
私たちがそうであるように
列車にも
踏切で車が立ち往生してたり
信号トラブルが起きてみたり
人が列車に飛び込んだりする
溢れる人波 飛び交う怒号
(何で
車内に満ちる怨嗟の空気
だけど
それは
貴方はなんにも悪くない……!!
大幅に遅れて
目的の駅にたどり着いた貴方を
誰も皆 振り返ることなどないでしょう
けれど私は 私一人だけでも
挫けずに腐らずに
私を送り届けてくれた貴方へ
有らん限りの喝采を
貴方と私はどこも違わない
みんな必死で生きている
いいね!