山一證券破綻から1年、不況のただ中で書かれた一品。――ただ、安易な整備新幹線は、地域のためにならないとも思いますが。 (1998/11)


日の本が暗く沈んでいる
那須の野 谷川・浅間の山に
こだまするのは嘆きの声
自由に空を舞う 翼ある鳥を
小町は悲しく見上げるばかり……
 
けれど思い出して
あらゆる災いが飛び出した
パンドラの箱の底には
最後に希望だけが
確かに残っていた、ということ
 
――英語で〈光〉を意味する
“Ray” という単語に
一筋の〈希望(のぞみ)〉の意味もあると最近知った
そうだ 君らはそこにいる
 
闇を貫く “Rays” となりて走り抜け
極大の力に また新たなる仲間を加えて
何者にも惑わされずに
己の鉄路(みち)をひたすらに
幾条もの輝きが
やがて大きく拡がって
この国全てを照らすよう
 
いつか 長い長いトンネルを抜けて
朝日の(もと)
山彦が高らかに再生を告げる刻が
必ず来ると私は信じてる――
きっと君らが呼び寄せると

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