1994年7月31日

 ゲームミュージック・フェスティバル ’94! GMFは毎年ベーマガの記事を読むだけだったけど、今年はライブでレイフォースを聴くために、熱い真夏の風の中、日本青年館に足を運んだ。考えてみたら、コンサートって奴に自分で行くのはこれが初めてだ。生まれてから27年、コンサートにも行かなきゃあゲームもやった事がなかった、どういう人生送ってきたんだか。←アニメにトチ狂ってたんだろうが(一人ボケツッコミ)。
 ええっ、トップバッターがZUNTATA!? メインディッシュは最後にとっておきたかったんだけど……などと思いつつ開演を待つ。やがて場内が暗くなって、スクリーンに映し出される、長い髪の女性の後ろ姿、流れるのは「Q.E.P.D.」。いきなりこの曲で来た、ライナーの「彼女」だ! 曲が終わると同時に、鋭く、 “PENETRATION!”
 あの曲だ!! そう認識した直後、下腹部に大ボリュームのサウンドが叩き込まれた。最初に今一番の作品を持ってきた、観客は一瞬で総立ちだ。「PENETRATION」で始まったレイフォース・メドレーは、映像とシンクロしながら、休む間もなく「VISION」「INTO DARKNESS」「ATROCITY」と怒涛の如く流れてゆく。そして演奏が終わった時、ZUNTATAメンバーを万雷の拍手が包んだ。
 その他の作品群も、ゲームをやらない癖に何故か知っていて、馴染み深く聴く事ができた。後に続いたGAMADELICや、新世界楽曲雑技団スペシャルバンドの演奏も素晴らしく、最高の一夜を過ごした。

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