地球の遥か奥から聞こえてくる古代の鐘が
    新たな生命の誕生(はじまり)を告げる
        生まれ変わった空は青く澄んで
     月と星々を(いだ)
         たなびく雲は金の陽に
       そっと囁き口づける
 
     私の頬を撫でる風は
   とても柔らかく甘く
 生と死の奇跡が
       我が心を震わす
 
        永く忘れ去られていた記憶が
                甦らんとする
       語られなかったけれど
              何処か奥深くで憶えていた真実が
 
                  母なる地球は手を伸べている
              彼女の呼び声を聴いて
            過去を忘れ、未来を受け入れ
                   総ての為に在る
 
   そこは新たな始まりの場所
       あまりにも荒涼でまっさらな
           生命の風が吹く場所は
     私とあなたのためのもの(本当のことよ)
 
空に向かって高く強く
     そびえ立つ山々は
          決して変わらず、動かない
               私達総てへの象徴
 
          その場所へと続く(みち)
     どんなに遠くても
           必ずたどり着けると信じて
                  恐れることなく
 
       そこは新たな始まりの場所
           あまりにも荒涼でまっさらな
               生命の風が吹く場所は
            私とあなたのためのもの
 
              魂は喜び、舞い上がり
         山々を越えて飛び
    生命の川へと生まれ変わる
           陽に強く輝いて
 
             空を太陽へと一つに融け合わせよう
                  地球と星々とを永遠(とわ)に一つに融け合わせよう

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